HUAWEI nova lite 3、ようやくレビュー!!
購入動機
すっかり楽モバユーザーとなった私ですが、Rakuten miniに飽きた為次に使う楽天回線対応端末を探していた所、以前より気になっていた格安スマホnova lite 3がiijのばら撒き案件等の影響で思ったより新品の相場が安くなっておりまして、思い切って購入するに至りました。
コストパフォーマンスの凄さは知っていたものの、なんとなく信頼できない気がして今まで避けていたHuawei端末ですが、やはり低価格の割にはブルーライト軽減モードを含めた液晶のレベルやカメラ、筐体のビルドクオリティといった点で優れており、これは売れる筈だと感じました。もっとも、アメリカに規制されGMSを搭載できなくなった今となっては過去の隆盛となりつつあります。ただし国際的に売れなくとも内需だけで恐らく何とでもなるのが中国企業の凄い所です。
スペック
簡単に性能をまとめていきます。
SoC:Kirin710
メインメモリ:3GB
ストレージ容量(emmc):32GB
ディスプレイ:6.21インチTFT液晶
バッテリー:3400mAh
重量:160g
カメラ:1300万画素+200万画素(背面)1600万画素(内側)
おサイフケータイ:なし
充電端子:microUSB
SIM:DSDV対応
Band(LTE):1 / 2 / 3 / 8 / 17 / 18 / 19
長所
安いです。そして中華端末優等生的にまとまったスペックとなっており、日常使用にはまずまず十分な水準となっております。購入前は少し大きいかなと感じていた6.21インチ液晶ですが、ベゼルレスのお陰でそれ程でもなく片手での取り回しが割りとしやすい設計担っています。またHuaweiはブルーライトカットモードがキッチリ搭載されているのがいいですね。常に目がやたら疲れている私には必須の機能です。年々白色がギラついてきつく感じる中年の哀れさよ。
しずく型ノッチにも好感が持てます。いっそベゼルにすればいいのでは無いか?とiPhoneのノッチ等を見て常々感じておりましたが、しずく型は通知領域が広く使え機能的だなと感じました。これまでiPhone7plusやXperiaXZ2、XA2等比較的ベゼルのある端末を使っていた私でしたが、ようやくベゼルレスに対応できたようです。
バッテリー持ちが非常によく、DSDVで使用して1日余裕で持ちます。使用方法によっては複数日に渡って使用できると思います。ただしこれは後述する不満点のタスクキル問題とトレードオフだと思います。
カメラは割と良さそうですが、私はメモ程度にしか使いませんのでよくわかりません。ちなみに撮影した文字はかなり鮮明に読めます。なので良いと思います(適当)。
耐え難い所
まずはエントリースマホでお馴染みのコストカット用部品microUSB端子です。最近ではこの端子を見る度、使う気をなくす程に萎えます。遅い給電に低い耐久力、まさにピース・オブ・シット。
そして3GBのRAMにemmcストレージ。android10は実使用上メモリ3GBでは満足に使えないと思います。このスマホはコア性能は決して悪くありませんが、結局メモリとストレージの問題でもたつきます。
Huaweiのカスタムandroid、EMUI特有の過剰なタスクキルも問題です。バックグラウンドタスクを頻繁に落とすことでバッテリー駆動時間を延ばしている事は理解できますが、設定項目からアプリ手動管理設定をしても大して変わらず落とされまくる現象は理解に苦しみます。ただネットのフォーラムを参考に、タスクを落としている内部プログラムをADBコマンドで切ってみた所それなりに改善されました。効果はあるようです。システムに異常が出る可能性があるので、お手持ちの皆様は気軽に試さない方がよろしいかと思います。
最後に、これは個人的感想なのですがこの謎のギラついた背面ブルーのダサさ。
ゲーマーをイメージしているのでしょうか?確認した所ブルーだけでなくブラックもギラギラ光っています。マットなカラーを望みます。しかしあくまで私の意見でありこれが好みの方もいらっしゃると思います。或いは中国では流行っているのだろうか?
おわりに
不満点をつらつらと書きましたが、全体的にはキッチリ纏まっていて使いやすい端末だと思います。何より対応しているキャリアが多くその点では優秀です。価格が安いという最強の長所もあります。ベゼルレス液晶もしっかりしており安心感があります。
先日24800円でXiaomiより発売された価格破壊スマホRedmi note 9SやOPPOの各廉価端末を筆頭に、安くても使いやすく面白いスマホが国内でも増えており昨今楽しく思います。輸入する必要がなくなったのは本当に楽です。情報を共有していきましょう。