記憶はどこに消えた?

記憶はどこに消えた?

音楽と漫画、海外ドラマにガジェットのレビュー及び備忘録。

屑だけが残った、騒音編

緊急事態宣言により外出自粛要請が出され、常識的な社会生活を送る人々が外出をしなくなった結果、主に厳選された社会のゴミのみが公道を爆音で疾走するようになりました。

そう、暴走族である。

私は国道沿いに住んでおり、常々彼らに苛立ちを覚えています。このGW中の暴走族の多さは異常です。共感して下さる方も多いかと思う所存です。気分の悪い話ではありますが、そういった公道の異常者達がどういったものか、またどうしたら彼らの被害を軽減できるかを調べていきたいと思います。

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まず、暴走族て何やの?

暴走族(ぼうそうぞく)とは、主に日本に見られるオートバイや乗用車を用いて騒音を伴う無秩序な運転をする集団。

 出典:Wikipedia

調べて解ったのですが、暴走族とは徒党を組み道路交通法違反を繰り返す連中のことを指すそうで、これとは別に走り屋という暴走族よりも仲間と緩い繋がり(よく解りませんが個人主義的な?)で道を走り回っている連中もいるらしいです。しかし分類が曖昧なので本稿では走り屋に関しても暴走族として扱う事とします。両者とも市民に著しい迷惑をかけている点では同じです。

その歴史を要約すると、

・1950年代より始まり、当時はバイクが高かった事から富裕層の若者が中心となっていた

・1970年代、バイクが安価になると不良少年達に普及し、それに伴い犯罪やグループ間抗争が激化した

・1980年頃全盛となり特攻服を着た連中が増える。社会現象化するが、それ以降は減少に転じる

・1990年頃には少人数グループが主流となり、集まる事よりも競走する事が重視される

・減少を続けるものの近年ではかつての暴走族OBなどがまた走り回るようになり、高年齢化が顕著となる

まともな点が何一つない。

何より一度引退した人間が中年になり再び暴走しているという事実に強い不快感を覚えます。一度反社会的行動に走った人間は将来も変わらないのでしょう。恐ろしいです。

 

ほな、誰がそれを取り締まるか

むろん警察です。地道に検挙をしているようですが、なかなか厳しいものがあるようです。最近の暴走族は単体で見ると騒音量はそれ程でもなく、また危険運転に関してもそれほど行っていないケースが多いようです。つまり迷惑ではあるが取り締まりが難しいという、最近話題になることも多いゴミ屋敷や騒音おじさんとある意味似たような状況に陥っていると言えます。

警察の活動に関しては私の住んでいる香川県のHPに、暴走族の騒音についての提言に対する回答が掲載されておりましたのでそちらを引用します。非常にわかりやすいです。

県警察によると、「警察本部や警察署が連携し、週末を中心にビデオや写真撮影などを活用した採証活動等による暴走族取締りを実施し、令和元年中は2グループ15人を共同危険行為等の禁止違反で検挙したほか、整備不良や空ぶかしによる騒音運転を道路交通法違反として検挙しております。ご指摘の整備不良のバイクの押収ですが、当該バイクについては、道路運送車両法等の関係法令を適用して押収したのち、香川運輸支局から整備命令を発出し、当該バイクの所有者に違法な改造を改善させるなどの対策を講じています。しかしながら、高松市などを中心に香川県内の幹線道路では、未だに単独または集団による爆音暴走行為が認められることから、この種の違反行為の検挙を重点に、道路交通法道路運送車両法等のあらゆる関係法令を適用した暴走族取締りを実施してまいります。」とのことですので、ご理解をお願いいたします。

出典:香川県HP 県民の声

コロナウィルス問題における警察の方々の活躍には本当に頭が下がります。愉快犯への対応など心労が募っていると察しますが、暴走族の検挙にもこれまで通り取り組んで頂ける事を願います。

 

総括、我々に何ができるかを考える 

やはりまずこまめに通報しましょう。警察の相談窓口へ電話するのも良い手段でしょう。しかしそれでもどうにもならなければ、やはり他の騒音問題のケースと同じく自衛手段を取るしかないような気がします。防音措置を講じたり、賃貸にお住まいの場合いっそ引っ越しをしましょう。もしくは政治家にでもなって社会を変えましょう。選挙カーという騒音問題を抱える政治家に問題を解決できるかどうかはわかりません。

僕は手軽にできる防音対策として、月並ですが独立無線イヤホンを装着していました。しかしイヤホンを付け続けるのはそれはそれでストレスの要因になりますので、トレードオフになると思います。

それと蛇足ですが、安易な報復行為に走るのは頭の中だけにしましょう。暴走族と検索すると予測キーワードにピアノ線という言葉が出てきます。道路にピアノ線を張り暴走族に損害を与えるという行為ですが、恐ろしい事です。

緊急事態宣言が延長され、GWが終わっても休業要請が解除されていない業種も多々あるかと思います。暴走する連中はしばらく減らないかもしれません。

結局この投稿で何が書きたかったかというと、

心底苛ついた

という事に尽きます。皆様が騒音の被害に合わない事をお祈りします。

 

最後にこのブログについてのご紹介 

 第一回は怒りの投稿となってしまいましたが、以降は音楽や漫画、海外ドラマについての紹介などを楽しく書いていけたらと思います。その他、気になった物事を調べ物をしながら書く事もあると思います。

感動や哀愁を共有できたら幸いです。